
こんにちは。野球歴25年、草野球チームの副キャプテン(ポジションはキャッチャー/センター)のれってぃ係長(@retty_blog)が、野球のグラウンド解説をします!
今回は兵庫県尼崎市西長洲町にある「ベイコム野球場」(尼崎市記念公園野球場)です。
※撮影日&試合日:2019年12月
この記事はこんな人におすすめ!
・草野球チーム、少年野球チームの代表・キャプテン・作戦/庶務担当の方
・このグラウンドで草野球の試合をする予定がある選手・マネージャーの方

ベイコム野球場のポイント
ベイコム野球場は硬式もOK。
高校野球の予選でも使用されているだけあって草野球レベルには上等な球場。
アクセスに関して車は便利だが、車がないと不便。
駐車場に入る渋滞が発生する可能性ありのため公園全体のスケジュール確認が必須。
どの部分もファールゾーンが広いためエラー・暴投すると2つ進塁されるので守備は丁寧に。早く球場の感覚に慣れること!
逆に攻撃は相手のミスにつけ込むような足を絡めた作戦を。
Contents
ベイコム野球場 概要(利用料金・センター/両翼・土芝)
【利用料金】
平日3,600円/1時間 休日4,320円/1時間 夜間照明1,300円/30分
(尼崎市外の利用者は平日5,400円/1時間 休日6,480円/1時間)
※休日に2チームで2時間試合をした場合
1チーム負担金=4,320円 当日9名参加した時の割勘:480円/1名
【大きさ】
両翼91m/センター119m ポール際が若干狭い
【形】
THE・野球場といった感じ。草野球レベルでは上等すぎる野球場
【土/芝】
内野は黒土
外野は芝(定位置はハゲて土が見えている)

ベイコム野球場 アクセス(住所・TEL・駐車場・最寄駅)
【住所】
〒660-0805 兵庫県尼崎市西長洲町1-4-1
【TEL】
06-6401-0696(ベイコム野球場)
【駐車場】
有(2時間以上6時間未満 500円)
大きな道路=産業道路(県道13号)とは反対側に駐車場入り口があります。
野球場の他に陸上競技場や体育館が公園内にあります。
◆駐車場までのアクセス<県道13号線=産業道路を北(伊丹・川西方面)から来た場合>




※満車の場合は周辺にコインパーキング若干あり(ただし野球場までは結構遠いですし、大概埋まってます)
【最寄駅】
※車・バイク以外は不便なので、車持ちメンバーが出来るだけ迎えに行ってあげるのが良い。
JR尼崎駅から徒歩約1.5km(20分)
阪神尼崎駅から徒歩約1.8km(25分)
※阪神尼崎駅からバスあり
阪急バス[55系統][56系統][57系統]で約10分・210円/約10分おきに発車。「スポーツセンター」で降りる。
阪神バス[11系統][22系統][23系統]で約10分・210円/約10分おきに発車。「西長洲本通2丁目」で降りる。
ベイコム野球場 特徴

硬式球もOKの球場。高校野球の予選にも使用されていて「ちゃんとした球場」です。
草野球をするには十分。スコアボードも要予約だが2時間1,000円で使用できるとのこと。
なにかの記念の大会や大事な試合、引退試合に使用するのもGOODだと思います。
しっかりした球場ですが、利用料金もそんなに高くもないで、おすすめ!
ベンチ・ブルペンもしっかりあって、草野球10名ちょっとの人数が入るには広い印象。

車でのアクセスは主要道路沿いにあって便利だが、車を持っていない人からすると不便。
駐車場の台数は多い印象だが、他競技の施設も併設なので、それを考えるとあまり多くないかも。
早めに到着することを心がけたい(大会・イベント開催時は駐車場に入るのに渋滞します)
マウンドの印象は「普通」。多くのピッチャーが問題なく投球できると思います。
内野・外野ともにファールゾーンが広いのと、キャッチャーからバックネットまでも草野球レベルだとかなり広い(守備で暴投するとダメージが大きい)
作戦の立て方・メンバーの組み方(守備編:ポジション別)

【投手】
気持ちよく投げられるはず。
草野球レベルだとこの球場ではホームランは考えにくいが外野を越されたり、間を抜かれると長打になりやすいため、基本だが低めに投げたいところ。
捕手のストッピング技術が高いのであれば低めだけに投げるのもあり。
ただしフィールディングや牽制で暴投するとファールゾーンが広い分、簡単に2つ進塁されるので気を抜かないこと。
【捕手】
暴投を止められない(ストッピングできない)と後ろ左右が広いので簡単に進塁される。
体で止められるキャッチャーが良い。
ファールフライは意外と球場が広いので、諦めずに追っていけばチャンスあり。
【内野手】
暴投するとファールゾーンが広いので1塁→3塁、2塁→ホームに簡単に進塁されます。
丁寧な送球を。
景色がおそらくいつもと違う。特にサードはワンバウンドで1塁に送球で良い。
イニング前の練習の際に景色と送球の距離感覚をよく確認しておく。
ファールフライは意外と球場が広いので諦めずに追っていけばチャンスあり。
ただし1塁と3塁の奥の絶妙な位置にブルペンがあるので足元は注意!
【外野手】
定位置辺りがハゲていますが、それは「硬式」や「高校野球」レベルの定位置である可能性が高いので、草野球レベルだとハゲている位置より少し前が本当の「定位置」である可能性がある。
センターがバランスを取りながらレフトとライトに指示を出すと良い。
間を抜かれたり、頭を越えられると広いので不利。
お互いのカバーはもちろん回り込んで打球を抑える意識が大切。外野は芝なので、白土よりはボールの勢いが多少弱くなるはず。3塁打はなんとか防ぎたい。

作戦の立て方・メンバーの組み方(攻撃編)

守備編で書いたようにエラーや暴投で進塁→得点できるチャンスが他球場より多いので、走塁意識が高い(次の塁を積極的に狙う)選手を中心にオーダーを組んでも面白い。
ホームランを打てる可能性はポール(91m+フェンス)を狙わない限り、かなり低い。
コツコツと間を抜いたり、ライナーを打てる選手を中軸に配置して、ヒットエンドランなどゴロ中心で相手を揺さぶるのも良い。
(おそらく相手内野手も、普段あまり経験の無い「黒土」であることと、送球の距離感覚を掴むのにある程度時間がかかるはず)
まとめ(もう1度ポイント整理)
・ベイコム野球場は硬式もOK。高校野球の予選でも使用されているだけあって草野球レベルには上等な球場。
・アクセスに関して車は便利だが、車がないと不便。駐車場に入る渋滞が発生する可能性ありのため公園全体のスケジュール確認が必須。
・どの部分もファールゾーンが広いためエラー・暴投すると2つ進塁されるので守備は丁寧に。早く球場の感覚に慣れること!
・逆に攻撃は相手のミスにつけ込むような足を絡めた作戦を!