
こんにちは。野球歴25年、草野球チームの副キャプテン(ポジションはキャッチャー)の私が、野球のグラウンド解説をします!
今回は大阪市鶴見区今津中にある「今津運動場」です。
この記事でわかること
■こんな人におすすめ!
・草野球チーム、少年野球チームの代表・庶務の方
・「今津運動場」で草野球の試合をする予定がある選手・マネージャーの方
この記事を読み終えると、「今津運動場」の概要、アクセス、グラウンドの特徴、攻撃と守備の作戦の立て方が分かるようになります。
(試合・撮影日 2020年2月)
Contents
今津運動場 概要(利用料金・センター/両翼・土芝)

【利用料金】
1面 1,500円/1時間
※休日に2チームで2時間試合をした場合
1チーム負担金=1,500円 当日9名参加した時の割勘:167円/1名
注意:ベースは据え置きのものがないので、自分で用意する必要がある。
【大きさ】
両翼:レフト約80m・ライト約70~80m/センター:∞(2面のため)
【形】
ほぼ正方形の2面グラウンド
【土/芝】
すべて白土(かなり柔らかく砂場に近い所がある)
今津運動場 アクセス(住所・TEL・駐車場・最寄駅)
【住所】
〒538-0042 大阪府大阪市鶴見区今津中2-3 今津公園
【TEL】
06-6912-0650(鶴見緑地公園事務所 土日祝は休み)
【駐車場】
運動場専用の駐車場はありません。周辺にコインパーキング4~5箇所あり。
大阪市内だが、3時間駐車して500円程度で済む。
土日は同じように草野球チームや少年野球チームの車が多く満車の場合が多い。
スーパー「万代」の裏にあるコインパーキング(2箇所あり)が穴場。

【最寄駅】
JR学研都市線・JRおおさか東線「放出」駅から徒歩12分(0.8km)
大阪メトロ今里筋線「鴫野」駅またはJR学研都市線・JRおおさか東線「鴫野」駅 ⇒大阪シティバス「鴫野」から[46]焼野行きに乗車「汎愛高校前」で下車 約8分(210円)
アクセスに関しては、電車→徒歩で歩けなくないが、チームの道具などを持っていると厳しい。
周辺駐車場も「満車」の場合が多いので、できるだけ乗り合わせて車で行くのがオススメ!
今津運動場 特徴
大阪市内の住宅街の中にある。駐車場が満車の場合が多く不便。かつ車以外のアクセスは不便。
変則な2面グラウンドで、レフト・ライトは70-80mで狭いが、センターは後ろに逸らすとどこまでもボールが転がってしまう。外野が非常に守りにくい。
ファールゾーンは狭く、マウンドは全くない。

ベンチは長椅子が1塁側、3塁側ともに4つずつ設置してあり、10名程度なら余裕があるが、屋根は一切ないので、夏は陰がなく厳しい。
ベンチからホームベースまでの距離が異常に近く狭い。(ファイルフライはほぼ捕れない)

作戦の立て方・メンバーの組み方(守備編:ポジション別)
【バッテリー】
センター方向の打球は抜けると長打~ランニングホームランになるため、ジャストミートされるのを防ぎたい。
ジャストミートを防ぐには、とにかく相手バッターのタイミングをずらす必要がある。
タイミングさえずらせば、良い当たりでもレフト・ライト側に打球が飛び、このグラウンドの場合、フェンスが長打を防いでくれます。
キャッチャーは相手バッターがどの球種やゾーンを狙っているか早く察知して、緩急をつけて狙っているであろう、球種よりもスピード差がある球を投手に要求したい。
キャッチャーの後ろにすぐバックネット(フェンス)がある。

【内野手】
レフト・ライトがセンター側に寄るシフトを取ると思うので、サード・ファーストはライン際を抜ける2塁打を防ぐため、ライン際を閉めて守る。セカンド・ショートはセンター方向の打球は全力でカバーし、カットは深くまで追うこと。
ファウルゾーンは狭いのでファールフライはほぼ捕れない。ゴロ(低い)打球に集中する。
【外野手】
レフト・ライトは後ろにフェンスがあり狭いので、守備力はあまり必要が無いが、センターは後ろにフェンスがなく、2面球場なので抜けたり頭を越されるとランニングホームランになる。センターの守備力が非常に重要。
ファウルゾーンが狭いので、レフト・ライトはライン際よりも、左中間・右中間寄りに守って、できるだけセンターのカバーをしたい。
(ライン際の打球は抜けてもフェンスで跳ね返って早く処理できるため)
作戦の立て方・メンバーの組み方(攻撃編)
バッティングは基本通り、センターを中心に打ち返すとチャンスが広がる。
相手のイニング間の練習(特に外野手)をよく観察し、相手選手の守備力を分析し、ランナーコーチを含め、必ず頭に入れておく。
このグラウンドは外野手が守りにくいので、相手の動きを見て、次の塁を狙う(ヒット→2塁打、2塁打→3塁打、3塁打→ランニングホームラン)意識を持ちたい。
特にレフト・ライトのライン際のクッションボール処理、左中間・右中間の外野手の打球の追っている時のスキを突きたい。ランナーコーチの判断も重要。
今津運動場 まとめ
守備に関しては、センターを中心として、左中間・右中間重視のシフトを敷く。
外野手を基準にして、セカンド・ショートはポジショニングの深さのバランスを取り、サード・ファーストはラインを閉めて守る。
バッテリーは相手バッターが狙っている球を避け、緩急をつけてタイミングをずらす。
攻撃に関しては、相手の守備力を観察(特に外野手)して、もたつく間に、スキを突く意識の高い走塁で得点を重ねたい。