
こんにちは。野球歴25年、草野球チームの副キャプテン(ポジションはキャッチャー)の私が、野球のグラウンド解説をします!
今回は大阪府大阪市浪速区塩草ある「浪速公園野球場」です。
この記事はこんな人におすすめ!
・草野球チーム、少年野球チームの代表・庶務の方
・「浪速公園野球場」で草野球の試合をする予定がある選手・マネージャーの方
この記事で分かること
この記事を読み終えると、「浪速公園野球場」の概要、アクセス、グラウンドの特徴、攻撃と守備の作戦の立て方が分かるようになります。
※試合・撮影日 2020年3月
Contents
浪速公園野球場 概要(利用料金・センター/両翼・土芝)

【利用料金】
不明
【大きさ】
レフト:85m/センター:約105~110m/ライト:81m
また外野のフェンスは高く、特にバックスクリーン弾は至難の業。
ライトポール際はホームランになりやすい。
【形】
草野球のグラウンドにしてはまずまずの環境。
ファールゾーンは内野・外野ともに狭く、特にレフト、ライトのファールゾーンにサッカーゴールが置いてあり非常に守りにくい。
右中間に大きな得点板がある珍しい球場。

【土/芝】
内野:白土 / 外野:天然芝(ただし手入れは行き届いていないためイレギュラーしやすく滑りやすい)
浪速公園野球場 アクセス(住所・TEL・駐車場・最寄駅)
【住所】
〒556-0024 大阪府大阪市浪速区塩草1-1
【TEL】
06-6941-1144(浪速公園)
【駐車場】
専用の駐車場はありませんが、公園のすぐ隣にコインパーキングがあります。
また近くにスーパーの「ライフ」があり、屋上のコインパーキングを使うのもありです。


【最寄駅】
・JR環状線「芦原橋」駅から徒歩8分(600m)
・JR大和路線「JR難波」駅から徒歩4分(300m)
浪速公園野球場 特徴

アクセスはさすが大阪市内ということもあり、電車でも便利。
基本的は草野球をするには満足できるレベル。
両翼は狭いが、フェンスが高いのでライトポール際以外はホームランは出にくい。
クッションボールを上手く処理するとフェンス直撃の当たりもシングルヒットになるケースも多い。
ファールゾーンは内野・外野ともに狭く、特にレフト、ライトのファールゾーンにサッカーゴールが置いてあり非常に守りにくい。
内野は砂の量が多く、フカフカな場所もある。
マウンドは普通。

ベンチも草野球レベルでは十分の広さを誇っており、立派なヘルメット置き場・バットケースがある。

ブルペンもあり、しっかり整備されている。

公園の中に遊具もあるので、子ども連れでも、遊ぶこともができる。

作戦の立て方・メンバーの組み方(守備編:ポジション別)
【バッテリー】
左の強打者には注意。ライトポール際はホームランになりやすいので外中心で低めに制球する。
ホームベースからバックネットの距離はそんなにある訳でもない。

【内野手】
基本的に通常どおり。
ファールゾーンが狭いので、サード・ファーストはライン際よりも三遊間・一二塁間にポジショニングしてもよい。
よほど暴投しない限りは、ファールゾーンが狭いので悪送球で進塁されにくい。
きわどいタイミングのゴロは思い切った送球で勝負するのもあり。
【外野手】
外野のファールゾーンが狭く、サッカーゴールが邪魔しているので、レフト・ライトはライン際を守るよるもセンター寄り(左中間・右中間を詰める)に守り、間を抜かれて長打にされないようにポジショニングする。
頭を越える打球を打たれてもフェンスが高いので、クッションボールを上手く処理できればシングルヒットに抑えることができるので、試合が始まる前にフェンスをチェックしておく。
外野は芝だが、かなり荒れているのでゴロ捕球時は注意が必要。
かなりの確率でイレギュラーして、結構滑りやすいので注意。チャージは全力で行かないこと。
作戦の立て方・メンバーの組み方(攻撃編)
球場は狭いが、外野のフェンスが高く右打者の引っ張った打球はホームランになりにくい。
間を抜くシャープなスイングを心がけたい。
ランナー2塁の時の時、低いゴロで抜けたヒットは芝が荒れており、相手外野手もチャージしにくいので、きわどいタイミングの場合は1本でホームを狙いたい。
レフト・ライトの選手はファールゾーンが狭く、フェンスまでも近いので、あまり守備力が必要ない。
打撃重視の選手起用でOK。
浪速公園野球場 まとめ

守備に関しては、ファールゾーンが狭いので、内野手は攻める守備(送球)がしやすい。
外野手は左中間・右中間の間を抜かれないようにして、頭越える打球もクッションボールを上手く処理できれば長打を防ぐことができる。
荒れた芝のイレギュラーに注意。
攻撃に関しては左の強打者はライトの柵越えが狙えるが、基本的にフェンスが高いので、シャープな打撃で間を抜いていくのが基本となる。