
こんにちは。野球歴25年、草野球チームの副キャプテン(ポジションはキャッチャー)のれってぃ係長が、野球のグラウンド解説をします!
今回は兵庫県尼崎市杭瀬南新町にある「小田南公園野球場」です。
※撮影日・グラウンド使用日:2020年1月
この記事でわかること
■こんな人におすすめ
・草野球チーム、少年野球チームの代表・庶務の方
・小田南公園野球場で草野球の試合をする予定がある選手・マネージャーの方
この記事を読み終えると、「小田南公園野球場」の概要、アクセス、グラウンドの特徴、攻撃と守備の作戦の立て方が分かるようになります。

Contents
小田南公園野球場 概要
【利用料金】
土曜日は・・・・2,800円/1時間、日曜・祝日は・・・・3,360円/1時間
※日曜日に2チームで2時間試合をした場合
1チーム負担金=・・・・3,360円 当日9名参加した時の割勘:・・・373.3円/1名
【大きさ(センター/両翼)】
両翼90m/センター110m
【形】
本格的な球場。草野球レベルでは十分な設備と広さを誇っている。野球場の周りは大きな公園となっており、野球の後も小さい子どもが退屈せずに楽しめるようになっている。
【土/芝】
内野:黒土 外野:芝(定位置付近は砂多め)
小田南公園野球場 アクセス
【住所】
〒660-0822 兵庫県尼崎市杭瀬南新町3-15-1
【TEL】
06-6487-3140(小田南公園管理事務所)
06-6419-4128(パークマネジメント尼崎 日曜・祝日休み)
【駐車場】
60台(有料:2時間以上6時間未満 500円)※球場から非常に近くて便利

【最寄駅】
阪神電車「大物」駅から徒歩約10分。
阪神電車「杭瀬」駅から51番「JR尼崎」行き または JR神戸線「尼崎」駅(南)から51番「阪神杭瀬」行きにそれぞれ乗車、「小田南公園」下車すぐ。210円。
国道2号線から1本入ってすぐ、阪神電車「大物」駅からも歩いていけるので車でも電車でもアクセスは良好。
小田南公園野球場 特徴
外野の広さも十分で芝生の状態も比較的良い。ファールグランドの広さも十分あり。ブルペンあり。
ベンチも十分な広さが確保されていて、ヘルメットや道具を置いておく「棚」もあり、草野球プレイヤーには至れり尽くせり。客席も少しだけあり近所のおっちゃんと思われる人が観戦している場合が多い(笑)。
グランドキーパーのおっちゃんがどうやら管理しているので、球場は常に良い状態。球場の周りは広場になっているのでダッシュやストレッチ系のアップの場所にも困らない(キャッチボールやバットのスイングはNG)

作戦の立て方・メンバーの組み方(守備編:ポジション別)
バッテリー
両翼90mとセンター110mなので、左中間、右中間が広い。
ピッチャーは外野を越されたり、間を抜かれると長打になりやすいため、基本だが低めに投げたいところ。
ファールゾーンが広いので暴投すると一気に進塁されやすい。フィールディングや牽制は丁寧に。
キャッチャーはファールゾーンが広いのでブロッキング技術が求められる。
ピッチャーと同じ理由でフィールディングや送球は丁寧に。
内野手
基本的に黒土で整備もしっかりしているので安心して守れる。ただし球場が全体的に広いので、カバーをしっかりしてエラーによる傷口の拡大は防ぎたい。送球は丁寧に!
左中間・右中間は広く外野手は深くまで打球を追うので、カットプレーはいつもより深めまで行ってあげると良い。
外野手
定位置辺りが少し土が見えている。軟式野球で使われるケースが多いので、土が見えている所がドンピシャで定位置となるので非常に守りやすい。
定位置の土の所を基準にして、バッターの特徴を観察してポジショニングすると良い。
間を抜かれたり、頭を越えられると長打になるので、カバーリングを含め、回り込んで打球を処理する。
ライトは内野ゴロの際、必ず1塁送球のカバーに行くこと。カバーが甘いとファールゾーンが広いので、簡単に進塁されてしまう。
作戦の立て方・メンバーの組み方(攻撃編)
相手がエラーや暴投などミスをするとファウルゾーンを含め球場が広いので進塁できるチャンスが多い。
そのため足が速い選手や走塁意識が高い選手を上位に並べたり、要所要所に配置するオーダーを組みたい。
バッティングに関しては、弾道が低くても野手の間(左中間・右中間)に打てれば長打や走者を進める確率が上がる。
まとめ
小田南公園野球場は設備やグランドの広さも草野球プレイヤーには申し分なく、アクセスも非常に良いので、かなりオススメ。
利用料金も試合ならメンバー1人400円出せばOK。駐車料金も大概500円なので、1,000円以内で休日に野球が出来る。ぜひ試合で使用したい。
作戦面では、ファールゾーンと左中間・右中間が広いということを攻撃・守備面両方で頭に入れておきたい。攻撃時は間を抜き、相手のスキをつく走塁を。
守備ではカバーをしっかりして、丁寧な送球を心がける。