
こんにちは。野球歴25年、草野球チームの副キャプテン(ポジションはキャッチャー)のれってぃ係長が、野球のグラウンド解説をします!
今回は兵庫県尼崎市平左衛門町にある「魚つり公園軟式野球場」です。
※撮影日・グラウンド使用日:2020年3月
この記事でわかること
この記事を読み終えると、「魚つり公園軟式野球場」の概要、アクセス、グラウンドの特徴、攻撃と守備の作戦の立て方が分かるようになります。
■こんな人におすすめ
・草野球チーム、少年野球チームの代表・庶務の方
・魚つり公園軟式野球場で草野球の試合をする予定がある選手・マネージャーの方

Contents
魚つり公園軟式野球場 概要

【利用料金】
2,500円/1時間(尼崎市外の利用者は3,750円/1時間)
※日曜日に2チームで2時間試合をした場合
1チーム負担金=・・・・2,500円
当日9名参加した時の割勘:・・・278円/1名
【大きさ(センター/両翼)】
両翼90m/センター120m
【形】
球場の形は非常にキレイ。全体的にファールゾーンも広い。
海沿いのため風が強い場合が多いので注意。
【土/芝】
内野:白土 外野:白土(全体的にかなり固い)
魚つり公園軟式野球場 アクセス
【住所】
〒660-0087 兵庫県尼崎市平左衛門町66
【TEL】
06-4869-1160
【駐車場】
340台(有料:2時間以上6時間未満 500円)※球場から非常に近くて便利

【最寄駅】
阪神電車「武庫川」駅から約4km徒歩約50~60分。
車・バイクがないとアクセスは厳しいです。
魚つり公園軟式野球場 特徴
外野がセンター120mと草野球では広い。
内野・バックネットまでのファールグランドの広さも十分あり。
ブルペンあり。

ベンチも10名程度なら十分な広さが確保されていてる。

グランドキーパーのおっちゃんが管理しているので、球場は常に良い状態。
全体的にかなり固め白土なので、ゴロの球足は速い。
海沿いなので、風が強い場合が多くフライ捕球時は注意!
作戦の立て方・メンバーの組み方(守備編:ポジション別)
バッテリー
両翼90mとセンター120mなので、左中間、右中間が深い。
ピッチャーは外野を越されたり、間を抜かれると長打になりやすいため、基本だが低めに投げたいところ。
ファールゾーンが広いので暴投すると一気に進塁されやすい。フィールディングや牽制は丁寧に。
キャッチャーはファールゾーンが広いのでブロッキング技術が求められる。
ピッチャーと同じ理由でフィールディングや送球は丁寧に。
内野手
全体的にかなり固い白土ので、ゴロの球足は非常に速い。守備につく前によく確認しておくこと。
海沿いで風が強い場合が多いので、常に風向きと風の強さを頭にいれてフライに備える。
野手同士で、風の確認の声も小まめに出すこと。
内野のファールゾーンが広いので、カバーをしっかりして悪送球による傷口の拡大は防ぎたい。送球は丁寧に!
左中間・右中間は広く外野手は深くまで打球を追うので、カットプレーはいつもより深めまで行ってあげると良い。
外野手
外野が非常に広い球場のため、野手の間を抜かれたり、頭を越えられると長打になるので、カバーリングを含め、回り込んで打球を処理する。
海沿いで風が強い場合が多いので、常に風向きと風の強さを頭にいれてフライに備える。
野手同士で、風の確認の声も小まめに出すこと。
基本的に固い白土でゴロの球足が早く場所によってはイレギュラーしやすい。
ゴロのチャージは100%ではなく、70~80%で行ない、急なイレギュラーに対応できるようにする。
ライトは内野ゴロの際、必ず1塁送球のカバーに行くこと。
カバーが甘いとファールゾーンが広いので、簡単に進塁されてしまう。
作戦の立て方・メンバーの組み方(攻撃編)
相手がエラーや暴投などミスをするとファウルゾーンを含め球場が広いので進塁できるチャンスが多い。
そのため足が速い選手や走塁意識が高い選手を上位に並べたり、要所要所に配置するオーダーを組みたい。
風が強いので、フライを上げてしまった場合でも相手がエラーする可能性が、他球場より高いため、バッターはしっかり走ること。
0~1アウトでフライが上がった時もランナーはいつもより先の位置までハーフウェイを取ること。
バッティングに関しては、弾道が低くても野手の間(左中間・右中間)に打てれば長打や走者を進める確率が上がる。
また土が固いので、強いゴロを打つとヒットになりやすい。
まとめ(強風・土が固い・ファールゾーン広い)

魚つり公園軟式野球場はグランドの広さや設備は良いが、アクセスが非常に悪く車・バイクを持っていないとたどり着けない。
車持ちメンバーが車を持っていないメンバーを迎えにいく必要がある。
奥に多目的広場といって少年用のグランドがあるので、間違えないように。
作戦面では、①風が強いこと、②固い白土でゴロの球足が速いこと、③ファールゾーンが広いということを攻撃・守備面両方で頭に入れておきたい。
攻撃時は速いゴロを打つか、低い弾道で野手の間を抜き、相手のスキをつく走塁を。
守備ではゴロが速いことと風を計算し、お互いのカバーをしっかりして、丁寧な送球を心がける。