最近部下の扱いに困っているんだよなぁ~
部下との個人面談って、どうしたら良いのかな?


個人面談って1対1でやるから、他の人がやっている所って見たことあまりないですよね?
ということは我流になってしまうのも当然です。
「短期間でやる気を引き出す!個人面談」という本を読めば、「コーチング」の側面から、正しい個人面談の方法を学ぶことができます。
Contents
「短期間でやる気を引き出す!個人面談」をおすすめしたい人
こんな人におすすめ!
・部下のことで悩んでいる人
・部下の扱いに困っている人
・部下にどのように指導すべきか迷っている人
・面談で何を話して良いか分からない人(上司側)
・面談で自分の気持ちが爆発してしまう不安
「短期間でやる気を引き出す!個人面談」を一言で表すなら
THE・コーチング!
悩める上司が、面談の力で、部下をデキる社員に変えるバイブル本!
「短期間でやる気を引き出す!個人面談」の著者
著者:高木 鉄平(日本産業メンタルマネジメント協会 代表理事)
大手アミーズメント企業〜人材派遣会社・民間教育訓練機関などを起業。
多くの人材に関わりながら講演、研修、面談の指導を行い、これまでの面談実績は5000人以上。
「短期間でやる気を引き出す!個人面談」を読むとどうなるか
個人面談に不安がある人でも、この本で部下との正しい個人面談の方法が学べます。
正しい面談をすると・・・
・部下からの提案や報告が増えます。
・面談をキッカケに部下が業績を上げます。
・部下が一致団結します。
・会社だけでなく家族との良いコミュニケーションや自分を見つめなおすこともできます。
正しい面談のやり方として、人の心理や動く動機、6つの欲求、3つに分かれる部下のタイプを理解することが重要で、この本でこれらを解説しています。
また、実際の面談で使える「部下と信頼関係を作る」など目標達成の7ステップや、「部下のやる気を引き出すのではなく、行動を引き出す」など5つの心構えも解説があり、非常に有益です。
この本では、「面談マンダラシート」という紙を使って個人面談をすることが推奨されています。
「面談マンダラシート」を使って、5回の個人面談を行うのですが、これをすることで、部下からの企画提案書が提出され、それのフィードバック面談まで、実現できます。
※面談の頻度は2~3週間に1度、1回15分で、面談を5回終えるのに3ヶ月かかるとされています。

「短期間でやる気を引き出す!個人面談」の特徴
以下の6つの章で構成されており、「コーチング」の側面から個人面談の方法を学ぶことができます。
この本の構成(章)
1.今までのやり方では部下は動かない
2.正しい面談が部下を動かす
3.心理を学べば部下がわかる
4.15分の面談で業務・職場を改善しよう
5.面談で目標を立てる
6.困った社員のモデルケース6パターン
今の時代の部下の特徴や正しい面談の方法、目標の立て方と、実際のモデルケースの順で書かれており、管理職に成り立て(もしくはこれから管理職になる、試験を受ける)の方にも流れが分かりやすい構成になっています。
なお、「マンダラシート」や「企画書のテンプレート」「動画講義」など読者限定のプレゼントもあります。
個人面談に必要なスキルと種類
正しい面談をするには、部下との信頼関係があることが前提ですが、ある程度、スキルが必要です。
個人面談に必要なスキル(詳細は本の中で解説があります)
・面談の最後に必ず次回までの約束を作る
・失敗を恐れない(個人面談は量をこなすことで段々慣れてくる)
・面談は定期的に継続する
・面談は紙に書く(マンダラシート)
・面談の流れを理解する
(面談のルール確認→何をどうしたいか確認→障害が何を確認→障害をどのように乗り換えるか確認→次回までの課題を確認)
・簡単な6つの聞くスキル
(身体のリアクション、相手の片目を見る、声のトーン、言葉の一致、沈黙の活用、相手が言った言葉を繰り返す)
・4種類の質問するスキル
(オープンクエスチョン、クローズドクエスチョン、チャックダウン、チャックアップ)
・部下に回答をするときは、「褒める」→「指摘する」→「褒める」のサンドイッチで
・部下の状況を随時確認する
個人面談には4つの種類があります。
この4つの面談を順番に行い、目標設定を目指していきます。それぞれの面談には注意点や目的があります。
個人面談の種類(詳細は本の中で解説があります)
・目標設定面談
「SMART」を意識した目標設定をする。
・中間(期中)面談
上司と部下の信頼関係を作る目的もあります。
・自己評価面談
実際のズレを修正していきます。
・フィードバック面談
部下のタイプごとに対応を変えます。
この本を読んで1番勉強になったこと

面談での「やる気を出せ!」はNG。
「やる気」のある・ないでは業績は変わらない。
そもそも「やる気」は定性的で感情なので、上司と部下の間で、やる気のある状態は根本から違った状態を指していることが多い。
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