新しくハタケヤマのキャッチャーミット買ってんけど、めちゃめちゃ硬いなぁ~


ハタケヤマのキャッチャーミットは硬いことで有名です。
でも、自分にあった型付けをすれば、使いやすいですし、長く使えますよ!
ハタケヤマのキャッチャーミットの型付けってどうしたらいいんかな?


実際にハタケヤマのキャッチャーミットを使っていて、型付けの経験があるれってぃ係長が解説します!
この記事でわかること
この記事では、野球歴25年、草野球チームの副キャプテンのれってぃ係長(=ポジション:キャッチャー/キャッチャーミットはハタケヤマ)が、ハタケヤマのキャッチャーミットの型付け方法について、解説します。
この記事を読み終えると、 ハタケヤマのキャッチャーミットの型付け方法が分かります。

Contents
2つの型がある(まず自分に合った型を決めよう)
スタンダード型(横型)
古くから多くのキャッチャーがこの型です。キャッチャーミットを横に使います。
人差し指が2時の方向を向いていて、親指が下、小指が上になりそのままミットを開閉して握るようにして捕ります。
右バッターの外角や、低めのボールは引っ掛けるようにして捕りやすく、右バッターの内角が捕りにくいです。
フレーミング(きわどいコースのボールをストライクに見せる技術)はしやすいですが、特に左ピッチャーの鋭いスライダーなどはかなり捕球技術が必要です。
プロ野球では、ヤクルトで活躍した古田選手がこの捕り方をしていました。

ボックス型(縦型)
最近増えてきたのがこの型で、プロ野球でもこの捕り方をする選手が増えています。
キャッチャーミットを縦に使います。
人差し指が12時方向を向いていて、小指が左、親指が右で挟むようにして捕ります。
ファーストや外野手の捕り方に似ています。
どのコースに対してもある程度捕りやすいですが、低めのボールが捕りにくいです。
(捕球技術が無いと、上から被せてしまいミットが流れて「ボール」の判定になりがちです)
プロ野球では、中日で活躍した谷繁選手がこの捕り方をしていました。

体重をかけて折り込む
ハタケヤマのキャッチャーミットは購入してすぐは非常に硬いです。
まずは、ミットに関節をつけます(よく曲げる所を柔らかくしてミットを開閉しやすくします)
何回も何回もヒマさえあれば、折り込んでください。
この時、手だけの力で折り込むのではなく、ミットを床か台において、全体重をミットにぶつけるくらいの勢いで上から下に垂直に体重をかえて折り込むことがコツです。
それくらいしないとハタケヤマのキャッチャーミットはびくともしないです(特に硬式)
スタンダード型(横型)かボックス型(縦型)にするかで折り込むラインが微妙に違ってきます。


パンチャーで叩いてポケットを作る
ポケット(ボールを捕る所)をとにかく叩いていきます。
手をグーにして叩く、ボールを当てるなど色々ありますが、1番効率よくポケットを叩けるのが「パンチャー」です。
ハタケヤマのキャッチャーミットは硬いので、手やボールだけでは中々型が付かず、時間がかかるので、パンチャーを使うのが効率的で早くミットが使えるようになります。
とにかくポケットをつけるため、叩きまくります。
時々、パンチャーをミットに挟んでゴリゴリしたり、関節になる所(捕るときに折り曲がる所)や背面も叩いてあげるとGOODです。



バッティングセンターやマシンでポケットを作る
ある程度、型がついてきたなと思ったら、バッティングセンターや、打撃練習用のピッチングマシンで捕球するのも良いです。
※バッティングセンターはキャッチング禁止の所があるので、必ず係の人にキャッチングの許可を取ってください。
バッティングセンターやマシンで型付けする際、ポケット部分にボールを当てて捕球はしません。
型が付いていない硬い状態で無理に捕ろうとすると、変なクセがついたり、捕球面にシワができてしまう場合があります。
あくまでポケットに当てて、そのまま下にボールを落とすようにします。
ハタケヤマのSF-1 リキッドオイルを使う
グラブやミットを柔らかくするオイルもあります。各メーカーから色々な商品が出ていますが、れってぃ係長のおすすめは、同じハタケヤマから出ている「SF-1リキッドオイル」です。
スプレータイプでめっちゃ使いやすいです。
使い方はミットから15~30cm離れたところから、スプレーするだけ。
無色無臭でベタ付かず、グラブやミットによく浸透していくので、早く柔らかくしたい時には非常に有効です。
※噴射しすぎた場合は、布などで拭き取ってください。塗りすぎると型崩れの原因になります。
折り込む際、ポケットを叩いている際の間でこの「SF-1リキッドオイル」を使うのも良いでしょう。
まとめ(焦らずに、自分のタイプに合った型付けをしよう)
れってぃ係長はこの方法でハタケヤマの新品のキャッチャーミット(軟式)を1ヶ月位で型付けすることができました。
1ヶ月後には試合で問題なく使っていました。
まとめ
・まず自分のタイプに合わせて「スタンダード型(横型)」か「ボックス(縦型)」を決める
・関節部分(よく曲げる所)を全体重を上から下に垂直にかけて、ひたすら折り込む
・ポケット部分をパンチャーを使ってひたすら折り込む
・バッティングセンターやマシン相手にポケット部分にボールを当てて下に落とす(無理に握ったり挟んだり捕球すると型崩れやシワの原因になる)
・ハタケヤマのSF-1 リキッドオイルを効果的に使うとGOOD
キャッチャーミットといえば「ハタケヤマ」
早く使いたい気持ちは分かりますが、ハタケヤマのキャッチャーミット硬いことが最大の特徴でありメリットです。
焦らずに、自分のタイプに合った型付けをしっかりすれば、ハタケヤマのキャッチャーミットを長く上手く使いこなせます。
▼ハタケヤマのキャッチャーミットの評価(良い点・悪い点)はこちら▼
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