ハタケヤマのキャッチャーミットを使ってんねんけど、手入れってどうしたらええんかな?


キャッチャーは捕球回数が他のポジションよりも多いので、ミットが汚れたり、消耗しやすいです。
それだけ、日頃のミットのお手入れが重要になってきます。
具体的にどんな手順で、お手入れすればいいの?


では、ハタケヤマのキャッチャーミットを使っているれってぃ係長が、キャッチャーミットのお手入れの仕方について解説します。
この記事でわかること
この記事を読み終えると、あなたもハタケヤマをはじめとした、日頃のキャッチャーミットのお手入れ方法や手順、頻度が分かるようになります。

Contents
ブラシで汚れを落とす(毎回)
キャッチャーというポジションはチームの中で誰よりも1試合で捕球回数が誰よりも多いです。
また低めのボール、ワンバンのボール、タッチプレー、バント処理など地面やバッター、ランナーとミットが接触する機会も多いので、それだけミットに汚れが付きやすいです。
ミットに付く汚れは、埃やちりから砂、土、雨なら泥など様々です。
手入れを始めるにあたって、まずはこれらの汚れを落とします。
土や泥などは、不要のタオルや布で落とします。
次に土や砂、ちり、埃などの、細かい汚れは、ブラシを使って落としていきます。
毛が硬すぎるるとミットにダメージが入ることがあるので、柔らかい毛のブラシ(馬毛ブラシ)を使用します。

特に捕球する場所(ポケット部分)や、背面、指の先端部分、ウェブ部分、紐付近などに砂・ちりが入り込みやすいので、重点的にブラッシングします。
ブラッシングはミットを使ったら、毎回することをおすすめします。
ブラッシングはグラブやミットの手入れの基本です。
乾燥させる(毎回)
キャッチャーミットはグラブと違って、分厚くできています。
もし雨などで、水分を吸った状態だと、その分かなり重くなってしまい、しっかりと乾かさないと臭いの原因にもなります。
雨に濡れてしまった場合は、ドライヤーやコタツにいれて急激に人工的に乾すと、ミットの革にダメージを与える原因にもなりますので、あまりオススメしません。
代わりに新聞紙を破ってクシャクシャにしたものを、手入れ口に入れたり、ポケットに新聞紙を丸めたものを挟んだり、新聞紙でミットを包んであげると、乾きが早いです。
直射日光が当たる場所や屋外での保管(乾燥)もおすすめしません。
家の中の日陰に置いておいて、風通しの良い場所で乾燥させます。
雨で濡れていなかったとしても、カバンの中にずっと入れて置かず、毎回カバンから出して、部屋の日陰で風通しの良い所に保管しておくと、しっかり乾燥できます。
クリーナーで汚れを落とす(できれば毎回)
ブラッシングしても落ちないような汚れは、クリーナーと呼ばれるグラブ・ミット専用の「汚れ落とし」を使います。
オススメはミズノさんから出ている「爽香守オールインワンクリーナー」です。
この商品は、汚れ落としの効果と、保革オイルの効果を合わせ持ち、さらに石鹸の良い香りもするので、これさえあれば、手入れが楽チンです。
不要のタオルや布に「爽香守オールインワンクリーナー」を適量取って、ミットの汚れている部分に塗り、拭き取ります。

これだけで、タオル(布)に黒い汚れがくっきりついて、汚れが落ちていることを強く実感できます。
汚れ落としは、使ったあと、黒い汚れが目立つようであれば、やってください。
捕球面に保革オイルを塗る(2~3回に1回 ※革がパサついてきたら)
ミットの汚れが落ちたら、ミットの革を保護して潤いとツヤを与えるため、保革オイルを塗ります。
毎回する必要はありません。
目安として2-3回使用したら保革オイルを塗る頻度です(使用状態=練習や試合の量によっても変わります)
ミットの革が少しハゲていたり、パサついている感があれば保革オイルの塗り時です。
保革オイルは各メーカーから出ているもので、OKです。
中でも、同じハタケヤマから出ている、「グラブワックス」は、グリップ力が高まる(ミットの中でしっかりボールが止まる) のでオススメです。
グラブオイルを手の指で取り、指と指で擦って、摩擦熱でオイルを溶かしながら、ミットのかさついている部分に、うすーーーーーく塗り伸ばします。
※塗りすぎず、あくまでも薄くで十分です。
塗りすぎた場合は布などで拭き取ってください。
捕球ポケットや親指部分、ウェブなど地面やボールが接触する部分がパサつきやすいので、その辺に重点的に塗り伸ばしてください。

背面はラナパーがおすすめ(時間がある時)
捕球面は保革オイルを使いますが、ミットの背面(手の甲側)は、保革オイルを塗る必要はありません。
※汚れている場合は、ブラッシングー汚れ落としの工程はやってください。
背面は時間や余裕があれば、「ラナパー」を薄く塗り伸ばします。
ラナパーはあらゆる革製品に対して、①汚れを落とす、②保革(栄養補給と革の保護)、③ツヤ出し、④撥水効果をもったオイル(クリーム)です。
※一部使用できないケースもあり。
とにかくツヤが凄いです!ピカピカ!潤いがあって触るとなんとサラサラ!
キレイでツヤツヤ、スベスベのミットならやる気もアップします!←結構大事(笑)

▼ラナパーを革靴やグローブに塗ってみた!▼
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革靴を野球のグローブにも使えるオイルとブラシで手入れしてみた【ラナパー】
れってぃ係長 こんにちは。普段はスーツで仕事をするサラリーマン。 土日は草野球をしているれってぃ係長です。 週5日で通勤・仕事をしていると、すぐ汚れてしまうのが「革靴」です。 れってぃ係長は毎週土曜日 ...
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まとめ(汚れ落としは毎回、保革はカサついたら)
使ったら毎回したいのは、ブラッシングとクリーナーでの汚れ落とし、乾燥(屋内の影で風通しの良い所で保管)です。
毎回ではないけども、捕球面の革が少しハゲたり、カサついてきたら、保革オイルを薄く手塗りします。
背面はラナパーで保革とツヤ出しをすれば、やる気アップします!
