洗車ってどういうタイミングでしたらええんかな?
保管環境や住んでいる場所によっても違います。
基本的に「ボディが汚れたな」と思ったごとに洗車するのが良いです。
そうなんや。でも洗車する時間も中々作れる訳でもないし・・・
なんか「どうなったら洗車!」っていう目安か基準はないの?
分かりました。では私が説明しましょう。
この記事で分かること
この記事では、洗車をするべきタイミングや状況、洗車をする日の天気や時間帯について、車業界で10年サラリーマンをしているれってぃ係長が説明します。
この記事を読み終えると、あなたもどんな時に洗車をすれば良いか明確に分かるようになります。
Contents
雪道を走ったあと(サビを防ぐ)
冬の雪道では、車がスリップしないように雪を融かすための「融雪剤」を撒いています。
特に高速道路上では、黄色い大型の作業車が白い粉を撒いているのを見たことがある方も多いはず。
あの「融雪剤」ですが、実は塩分が含まれています。
ですので、金属の部分が多い車の下周りに、「融雪剤」が付着してサビの原因になります。
融雪剤の中を走り回ることになる雪国に住んでいる人や、スキー・スノーボードでスキー場に出かけた後は、できるだけすぐに、水で洗い流すだけでもよいので洗車をするべきです。
冬が終わり雪が融けた春先に洗車場に行って、高圧水を利用して「下回り洗浄」やタイヤとボディの隙間などを1度しっかり洗い流すと良いでしょう。
もしボディに傷や塗装のハゲがあると、そこからサビが浸食し、傷やハゲの部分が広がってしまう場合があります。
また、タイヤなどの「下回り」には走行上、重要なパーツや部品が揃っているので、サビを放置してしまった場合、最悪重大な故障や危険な事故に発展する恐れがあります。
海岸線の道や海沿いに長く停車した後(サビを防ぐ)
海水にも「塩分」を多く含んでいるため、雪道と同様に、サビやすくなり金属の腐食の可能性があります。
特に海岸線で、潮風が強く吹く地域にお住まいの人や、海水浴やマリンスポーツに出かけた後は、洗車するべきタイミングと言えます。
水たまりの跳ね返りなどによる「下周り」のサビに要注意です。
泥や砂利の場所を走ったあと
泥水は、付着したすぐ後なら水で簡単に洗い流せますが、放置して乾燥し固まってしまうとこびりついてしまって、中々落ちなくなるのが厄介です。
汚れ自体が目立つので、パッと見で汚くてかっこ悪いですし、土にも多少なりとも「塩分」が含まれています。
「雪道」や「海水」と同様に「下回り」に泥や土が付いたままだと、サビを発生する危険性があります。
花粉がついた
春の時期に厄介なのが、花粉です。
見た目はダメージが無さそうですが、花粉を被ったボディに雨などが混ざり、放置するとボディに染みのような汚れが着くことがあります。
黄砂がついた
黄砂は見る限りとてもダメージがありそうですが、見た目同様、ボディに悪影響があります。
花粉同様、雨に混ざり放置するとボディに染みができたり、最悪の場合、傷の原因にもなります。
ザラザラとしているために、そのまま放置をすると傷の原因となります。
できるだけすぐに洗車をしましょう。
虫や鳥のフンがついた(特に山間の高速道路や山道を通ったり、走った後)
虫や鳥のフンには色々な成分が含まれており、危険です。
中には塗装を溶かしたり、痛めたりするような有害なものも含まれています。
乾いてしまうと花粉や黄砂よりも取り除くことが困難なため、すぐに洗い流します。
放置すると傷や割れ、くぼみなどの原因になります。
雨が降ったあと
あなたも車に白いウロコが出来た経験もあるかと思いますが、その汚れは「雨染み」です。
雨も水分なので、一見大丈夫な気がしますが、空から地面に降ってくるまでの間に色々な物質を含みながら落ちてきます。
例えばホコリやちり、pm2.5、黄砂などです。
また、最近では大気汚染の影響で、雨自体が酸性雨なのでボディを痛める直接的な原因にもなっています。
また、雨や水道水にはミネラル成分が含まれでおり、これが蒸発して乾くと、雨染みがクレーター状(輪っか状)になる「イオンデポジット」という現象(汚れ)になり、塗装面を痛めてしまうことがあります。
特に夏など気温の高い時期や日なたの直射日光が当たる場合に発生しやすいです。
これらのケースや状況の時はできるだけ早く洗車をするとよいでしょう。
洗車後にコーティング剤を施工しておけば、新たな汚れからも守ってくれる効果もあるのでおすすめです!
どんな時に洗車すればよいか分かったから、早速洗車しよう!
ちょっと待って!
洗車に適した「天気」や「時間帯」がちゃんとあります!
洗車をする日の天気や時間
晴れの日が洗車日和!という訳ではありません。
一番良いのは、日光が一切ない「曇り」の日です。
夏場なら、時間帯を工夫しては朝か夕方など、気温ができるだけ低くて日光がない環境がベストです。
理由は「ボディに着いた水滴が乾きにくいからです」
「洗車するんやから、ボディが濡れるの当たり前やん!」と思った方も多いと思いますが、ボディにとって一番の大敵が、水垢や水滴が乾いて蒸発するとできる「イオンデポジット」です。
イオンデポジットはお肌でいうと「シミ」みたいな物で、水の中に含まれるミネラル成分でこれが乾いてしまうと白いブツブツになってボディに付着してしまいます。
せっかく洗車しているのにこれは嫌ですよね。
これを防ぐには、ボディの水滴を蒸発する前に素早く拭き取ることが重要なので、蒸発スピードを少し抑えるため、できるだけ気温が低く日光がない環境が良いということです。
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